知らなかった! アスパラガス真実の味


(ためしてガッテン/2005年5月25日放送)

アスパラガスはニンニクなどと同じユリ科の植物で、日本のおもな生産地は長野県。
もし収穫しないで夏まで放っておくと、高さは2〜3mにもなる。
また、地下茎が巨大で、そこから土壌の養分を十分に吸収。
そのため、日中に7センチ以上も延びる強い生命力を持っている。
また、収穫した後も生き続け、横にしておくと起きあがろうと先端が上を向いてくるほどだ。
そのときに、大きなエネルギーを使うためアスパラガスの中の甘みなどの糖分が失われてしまう。
そう、アスパ ラガスは立てにしたまま輸送や保存をするといいのだ。
家庭での保存法は、野菜室よりより低温な冷蔵室に牛乳パックなどを利用して立ててするといい。
その際、牛乳パックの底に水を含ませたキッチンペーパーなどを敷いておくとより効果的だ。

アスパラガスは新陳代謝を活発にしてスタミナを付ける効果のあるアスパラギン酸のほか、老化の進行を抑える効果のあるグルタチオンが 豊富に含まれている。
いままで、食物由来のグルタチオンに老化防止の効果があるかどうかは分からなかったが、番組ではラットでの実験を紹介。
アスパラガス中のグルタチオンに老化の原因である細胞の酸化を抑える力があることが分かった。

ちなみに、アスパラガスにどうして多くのグルタチオンが含まれているかというと、葉の少ないアスパラガスが紫外線の害から身を守るために穂先に細胞を守るためのグルタチオンを発生させるから。

アスパラガスをおいしく調理するには、ゆでるときも立てたままゆでるのがいいという。
こうすれば、穂先は蒸し煮することになり、細胞が崩れにくい。
また、煮るときに湯の中に少量の油を入れて、短めに煮るのもおいしさと栄養成分を逃さないために効果的。

アスパラガスの選び方は、穂先が開いていず、穂先の色が紫がかっているものを。
保存するには、電子レンジで40秒適度加熱し、冷凍しておく。

 当サイトのコメント

グルタチオンは医薬品として、中毒症の解毒などにも使われている。
食品ではアスパラガスのほか、レバーやブロッコリーなどに含まれている。
また、ビール酵母にも多く含有。
サプリメントはあまりないが、利用してみる価値はある。
基本的には人体内で合成されるが、加齢によりその量は減少する。

アスパラガスにはアスパラガスにちなんで命名されたアスパラギン酸も多く含まれている。
疲労回復などの効果にすぐれているので、春から初夏の旬には大いに利用したいものだ。


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