豆腐にも負けない優れた健康効果が得られる 油揚げ・厚揚げの上手な摂り方


(おもいッきりテレビ/2005年11月22日放送)

豆腐は中国で発明された頃は、漢方薬の1つで、その効果は劇物であるトリカブトの毒をも解毒するといわれた。
豆腐と同様に作られる油揚げや厚揚げには豆腐の効果が凝縮されている。

 油揚げにはガン、脳卒中の予防効果が

油揚げに多く含まれる大豆サポニンには大腸ガンの細胞の増殖を抑える効果が確認された。

油揚げのおススメの食べ方は、いなり寿司。
また、おいなりさんを煮る煮汁にはニンニクをひとかけ、酢飯にはマイタケを入れると効果がアップ。
マイタケのベータグルカンが効くのだ。
ちなみに、豆腐とキノコの料理は「美人料理」ともいわれているとか。
油揚げの油抜きは50度ぐらいのお湯を両面にゆっくりかければOK(50度のお湯は100度の熱湯1に対し、15度の冷水0.5でできる)。

また、油揚げには脳卒中を予防するパルミトオレイン酸が豆腐の7倍も含まれている。
効果を高めるには油揚げといっしょに卵を摂るといい。
卵のレシチンがパルミトオレイン酸を包み込み、利用しやすくする。

 厚揚げには肥満と認知症予防の効果

厚揚げにはタンパク質の一種で肥満防止効果があるとされるベータコングリシンが多く含まれる。
ベータコングリシンを2週間程度摂ることで、中性脂肪の値が 正常値に近付いていったという例をあげた。

効果的な摂り方は、厚揚げを煮出して、ジャガイモを加えて食べること。ジャガイモに含まれるポテトプロテインが ホルモンを正常化させるのだ。おススメは、厚揚げポテトスープ。

【厚揚げポテトスープの作り方】(4人分)
材料:厚揚げ…150g、ジャガイモ…2個、タマネギ…小1個、セロリ…3分の1個、ブイヨン…2カップ、牛乳…2カップ

  1. 煮たジャガイモ、タマネギ、セロリに塩こしょう、ブイヨンを加えて、やわらかくなるまでミキサーにかける
  2. それらに牛乳を加えてひと煮立ちさせ、さらに厚揚げを加えてひと煮立ちさせればできあがり

また、厚揚げには認知症を予防する効果がある葉酸が豆腐の2倍含まれている。
葉酸とビタミンB12日常的に摂っている人は、認知症の原因となる老廃物・ホモシスティンの濃度が低下するというデータがある。
ビタミンB12を多く含むアサリとそれらの効果をアップさせる効果のあるクルクミンをいっしょに摂ることができる厚揚げとアサリのカレーライスをすすめた。

 当サイトのコメント

パルミトオレイン酸はオリーブ油などに多く含まれるオレイン酸の一種で、マカダミアナッツオイルやウナギなどにも多く含まれている。
人間の皮膚にも多く含まれているが、加齢により急激に減少する。パルミトオレイン酸は 脳内血管に進入できる数少ない脂肪酸の1つで、脳の血管を強くする作用がある。酸化しにくいので、加熱調理にも向く。


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