イソフラボン


女性ホルモンと同じような働きをする


英文名:Isoflavone
[機能分類]【更年期】 【生活習慣病】 【美肌】 【体毛】
サプリでの推奨摂取量:50mg

大豆の胚芽に含まれる植物ポリフェノール
化学構造が女性ホルモン・エストロゲンとよく似ているので、女性ホルモン様物質、またはファイトエストロゲン、植物エストロゲンなどと呼ばれている。

体内では女性ホルモンと同じような働きをするが、作用は穏やかで、効き目は1000分の1から1万分の1程度。
エストロゲンは女性らしいカラダを形成するために働くほかに、骨からカルシウムが溶け出すのを抑えたり、動脈硬化や高コレステロール血症になるのを防ぐ。
骨粗鬆症を防ぐには1日50mg程度のイソフラボンをとると効果的だ。

更年期障害時は、エストロゲンが少なくなることによるイライラや頭痛などさまざまな症状が出る。
イソフラボンを補うことで、更年期障害の不快症状を緩和する働きも確認されている。
また、逆に、過剰なエストロゲンによる乳ガンの発生を抑える働きもあるとされる。

ガンの抑制の効果も注目されていて、女性の乳ガン、男性の前立腺ガンなどの抑制にも期待される。
これは男性ホルモンの過剰分泌を押させる女性ホルモン様物質・イソフラボンの作用による。

また、イソフラボンの一種であるゲニステインにはガン細胞の増殖を抑える効果も認められている。
細胞がガン化して増殖するときに働く酵素・チロシンキナーゼの作用を抑制する。

ほか、ガン細胞の血管新生を抑える働きもあるといわれる。

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1日の所要量は30〜50mg程度。
これは納豆60gを食することでクリアできる量だ。

ダイエット中はエストロゲン量が不足気味になり、また、食事制限によるカルシウム不足にもなることがあるので、骨粗鬆症の危険が増す。
イソフラボンの積極的な摂取が望まれる。

サプリメントとしてはソイイソフラボンという大豆のイソフラボン単体のものがあるが、多くはイソフラボンと同じように更年期障害を緩和するといわれるハーブ類・ブラックコホシュチェストツリーワイルドヤムなどと組み合わされている。

女性ホルモンに似た働きがあることから、外用として美肌(美白)用の化粧品や体毛の発育を抑える製品、髪の毛を健やかにするとうたうシャンプーなどにも配合されている。
美肌効果等はあるとされるが、そのほかの効果については調査中。

男性においてもイソフラボンを摂取することは、ホルモンバランスを整えるためにも有効といわれる。
特に、男性は中年以降に一部の体毛が濃くなる傾向がある。
紫外線が長時間あたっていた部分にその兆候が多く見られ、手の甲や手首などに顕著。
イソフラボンを摂ることにより、それらを抑える効果がありそうだ。また、男女ともにイソフラボンを摂ることで体毛が全体的に薄くなる傾向が見られる。

なお、イソフラボンの副作用が話題になったが、これは極端な摂取をした場合に限られる。
成人がサプリメントの許容量程度の摂取であれば、それほど問題はないと思われる。
問題なのは、妊娠中や各種ホルモン治療を受けている人。

どのサプリメントでもそうだが、受診中のサプリメントの利用は、必ず医師と相談して行いたいもの。


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