脂肪の合成を妨げるスパイス
別名:ゴラカ タマリンド/英文名:Garcinia Cambogia
[機能分類]【ダイエット】
サプリでの推奨摂取量:500mg(HCAとして)
インドなど南アジアの熱帯雨林に自生するオトギリソウ科の果樹。
有効成分は果皮に豊富に含まれるHCA(ヒドロキシクエン酸)で、糖分を脂肪に変える酵素・クエン酸リアーゼの働きを阻害する。
このHCAのダイエット効果が明らかになり、サプリメントとして利用されるようになった。
通常の場合、エネルギー過多状態になるとエネルギーを発生させる器官であるミトコンドリア内のクエン酸濃度が高まり、脂肪合成が進む状態となる。
ガルシニアカンボジアを食前に摂取することにより、食事で摂った糖類(ブドウ糖)が脂肪に変わるのを防ぎ、エネルギーとして利用しやすいグリコーゲンに変化するようになる。
結果として、肥満防止となる。
また、グリコーゲンがたくさんできることにより満腹中枢を刺激。
食欲を抑えて、満腹感を持続させる効果もある。
体脂肪の燃焼促進の効果も確認されている。

HCAには体内のエネルギーの利用効率を高める効果もある。
また、摂取を止めても急激なリバウンドを起こしにくいのも特徴。
これはグリコーゲンなどが増えた結果、カラダの活力が高まり、自然と活発に、カロリーを消費するようになるからだろう。
上手に摂取して、ダイエットや活力ある生活を獲得するために役立てたい。
摂取目標は250〜1000mgで、食事の30分前に摂るのが効果的。
副作用の報告はないが、急激な過剰摂取は体調を崩す場合がある。