ビタミンB1


糖類の代謝に必要。疲労回復のビタミン


英文名:Vitamin B1
[機能分類]【総合】 【疲労】 【精神不安定】 【頭脳】 【ダイエット】
標準摂取量(日本/米国):1.1(0.8)mg/— サプリでの推奨摂取量:50mg

炭水化物や糖類をエネルギーに変換するときに使われるビタミン。
エネルギー代謝として代表的なものがTCA回路で、この過程でビタミンB1を必要とする箇所があり、不足すると十分に回転できなくなりエネルギー生産がとどこおる。
その結果、疲労物質である乳酸が分解されずに残り、だるさや倦怠感を感じることになる。

また、脳に必要なエネルギーであるブドウ糖の生産にも関与。
ブドウ糖が不足すると手足がしびれたり、運動能力にも不都合が生じる。

ビタミンB1欠乏で有名なのは脚気。現代の食生活ではここまでの欠乏症はないと思うが、全身の倦怠感やむくみなどはビタミンB1の不足を疑ってもいいだろう。

効果としては、脳内の神経伝達物質を正常にする作用からアルツハイマーの予防や、消化液の分泌を促し、食欲の増進をはかることなどもある。

食品には米の胚芽(はいが)やレバーなどに多く含まれ、豚肉や豆類にも含まれている。

 当サイトのコメント

過剰に摂取しても必要量以外は排泄されるので、過剰摂取の危険性はない。

むしろ、甘いものを過度に摂ると体内で糖分を処理するため、B1の使用量があがるので、意識的に摂取することが必要だ。

また、ビタミンB群は相互作用があるので、コンプレックスの形で摂るのが効果的。
できれば、1日数回にわけて摂りたい。

ビタミンB1が足りないと、効果的にエネルギーを生み出せないだけでなく、代謝しきれなかった糖質はすべて脂質に変わり、カラダに蓄積されることになる。
つまり、ビタミンB1不足は肥満にもつながるということ。

日本のビタミンB1製剤は価格が高いのが難点。
疲労回復をうたう錠剤(薬店で売られている医薬品など)にはビタミンB1以外の成分も含まれているので否定はできないが、高価な疲労回復剤を摂るよりも、ビタミンBコンプレックスやマルチサプリを摂ったほうが効果がある場合も多い。


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