悪玉コレステロールを撃退
英文名:Phytosterol
[機能分類]【生活習慣病】 【免疫】
豆類や穀物、野菜などに含まれる「油脂成分」のことで、スチグマステロール、カンペステロールなどの種類がある。
動物ステロールとの違いは、動物ステロールがコレステロールを含むが、植物ステロールにはコレステロールはなく、その代わりにコレステロールに似た化学構造の物質を含む。
これにより、過剰なコレステロールを体内に吸収しにくくさせる働きがある。
食べ物に含まれるコレステロールは胆汁酸と結合して、小腸で吸収されるが、植物ステロールはコレステロールの代わりに胆汁酸と結びつき、これによりコレステロールが吸収されるのを防ぐのだ。
血中のコレステロールの値が下がることにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、高脂血症などの予防に期待できる。

結果が期待できるまでには1か月程度の摂取が必要。
また、摂るのをやめてしまうと、同様の期間で元に戻ってしまうこともある。
厚生労働省の「特定健康用食品」(トクホ)として認可されているので、手に入りやすい。