鉄


貧血解消になるが、男女で摂り方は異なる


英文名:Iron
[機能分類]【女性】 【生理不順】 【カゼ】 【下痢】
標準摂取量(日本/米国):10(12)mg/10mg サプリでの推奨摂取量:0(15)mg 厚労省許容上限:40mg

体内の鉄の約半分は血液中の赤血球に含まれている。
赤血球の成分であるヘモグロビンは血管をとおしてカラダのすみずみまで酸素を送り届け、生命活動の基本。

貧血症状の立ちくらみは、鉄分の不足などにより赤血球がうまく酸素を細胞に渡せず、活動がうまくいかなくなるからだ。

鉄分の残りは筋肉や骨髄、脾臓、肝臓などに貯蔵され、血液中の鉄分が不足になると補給される。

また、鉄は脾臓内で免疫細胞の学習にも使用。

1日の所要量は男性10mg、女性12mgとなっている。
女性は月経により出血するので、その分多めの摂取量だ。ビタミンCとともに摂取すると、吸収がよい。

鉄の過剰症は深刻で、長期間過剰摂取をすると疼痛や下痢、嘔吐などの症状が出る。
ビタミンCのように一過性のものではないので、注意が必要だ。

 当サイトのコメント

女性は月経などで出血があるので1日1mg程度、失われることがあるので鉄分をサプリメントなどで補給するのには意味がある。
しかし、男性は日常生活で出血することはなく、ふつうの食生活を送っていれば鉄不足になることはまずない。
むしろ、サプリメントなどで補給すると、前述した過剰症の心配のほうが大きい。

鉄は貧血の改善にもなるが、男性の場合、自己判断で鉄分を摂取せず、必ず医師と相談することが重要。
マルチサプリなどを利用するときも、男性用のIron Free(鉄抜き)を選びたい。

女性がサプリメントを利用する場合は、鉄分がタンパク質と結びついた形のヘム鉄のものを利用するとよい。
ヘム鉄は野菜などに含まれる非ヘム鉄の鉄分の約3倍の吸収を期待できる。
もちろん、ビタミンCで吸収の手助けも忘れずに。


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