大誤解! ミネラル不足の新事実


(ためしてガッテン/2005年4月13日放送)

今年(2005ね)4月、厚生労働省は2005年版の「日本人の食事摂取基準」を発表した。
これによると生活習慣病の予防のため、カルシウム食物繊維、不飽和脂肪酸(DHAEPAとこれがないと心臓停止すらまねきかねないミネラル・カリウムを 積極的に摂取することをすすめている。
カリウムはバナナなどに多く含まれ、2004年の日本人の平均摂取量は2380mgでいままでの基準であった 2000mgを満たしていたため、それほど注目はされなかった。
しかし、今回の改訂で、目標摂取量は3500mgと大きく増量された。

カリウムは全身で約85mgあり、ほとんどが細胞内の液(細胞内液)に含まれている。
カリウムは細胞外液に多く含まれるナトリウムと協力し、心筋を動かすなど神経を伝わる電気信号となる役目を担っている。
現代の日本人は以前に比べ、カリウムよりもナトリウムを多く摂る傾向にある。
ナトリウムとカリウムが的確に電気信号を伝えるためには1:1のバランスがよく、そのバランスを保つのが腎臓だ。
腎臓は過剰となるカリウムを体外に排出するが、ナトリウムを単体で排出することはできない。
ナトリウム過剰は高血圧などの原因となるため、カリウムを多く摂取し、スムーズにナトリウムを排出するように提案している。

カリウムはトマトや切り干し大根、大豆加工製品などに多く含有。
番組ではミネラルのバランスを整える成分で食物繊維の一種・アルギン酸も同時に含む昆布やひじきなどをすすめた。

カリウム不足を補うことも必要だが、ナトリウム、つまり塩分を過剰に摂るのを控えることも生活習慣病を防ぐために心がけたいもの。
腎疾患のある人はカリウムを多く摂る場合、腎臓に負担がかかるため、医師との相談が必要。

 当サイトのコメント

いまいちマイナーなミネラルであったカリウム。
ナトリウムの排出効果などは以前からよく知られていて、厚生労働省の改訂は、いまさらという感もある。

ミネラルの摂取はバランスが大切なので、日常の食事に気をつけたり、マルチサプリメントなどをじょうずに利用したい。


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