医学界注目!「細胞のアンテナ」感度良くしてガンから肥満まで予防


(おもいッきりテレビ/2005年5月13日放送)

糖鎖とは大腸菌のしっぽのように細胞に付いているアンテナの役目をするところで、糖鎖により200種類以上の病気を関知し、対処できる。
その疾病とはガ ン、動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞などの生活習慣病をはじめ、風邪、インフルエンザ、鬱病、骨粗鬆症、アレルギーなど。
この免疫のかなめの1つである「細胞のアンテナ」=糖鎖を正常に、強くする食生活を提案した。

糖鎖は8つの糖、ブドウ糖(グルコース)、マンノース、フコース、ガラクトース、キシロース、N-アセチルグルコサミン、N-アセチルガラクトサミン、N-アセチルノイラミン酸の組み合わせでできている。
糖鎖はウィルスや細菌が体内に 入ったとき、いち早くそれを感知し、その情報を正確に解析、瞬時に他の細胞に伝達。
伝達された情報は、各器官に送られ、免疫物質が作られることになる。
体外から侵入したウィルスなどの異物に対抗するための、手段をとるのだ。
ところが、加齢などによりこのアンテナは切れやすくなるなど、機能が落ちてくる。その機能を正常化し、さらに強化することで各種疾病に負けないカラダを作ろうとする。

まず、糖鎖を作るためには材料となる8つの糖を取り入れることが大切。
それぞれの食材を紹介した。
ブドウ糖はほとんどの炭水化物食材に含まれるので、日常的に気をつけることはほとんど必要ない。
さて、マンノースを 豊富に含むのはコンニャク。
コンニャクはマンノースの吸収をよくするため小さく細かく調理することが大切。
コンニャク粉などを使ってもいい。フ

コースを含むのはもずく。
フコースは海藻などに多く含まれる。
もずくと納豆を混ぜた「もずく納豆」は納豆菌がフコースの吸収を助けるため効果的だ。
また、ヨーグルトにはガラクトース、メープルシロップにはキシロースが多く含まれ、これらを混ぜ合わせたメープルシロップのヨーグルトも推奨。
これらの食事は週に1〜2 回程度定期的に摂るとよい。

残りの3つの糖については食品から取り入れることは困難。
これらはコエンザイムQ10の力を借りて体内で合成される。
コエンザイムQ10はイワシなどに多く含まれ、刺身で食べるのがいちばん効果的という。

糖を取り入れた後は、糖鎖を活性化させることが重要になる。
働きをよくするのはインゲン豆類に多く含まれるタンパク質の一種であるレクチン。
レクチンは肺ガンや肺炎の予防に寄与する免疫グロブミンを作る作用もあるため一石二鳥だ。
インゲン豆類のなかでも色素にポリフェノールの一種であるアントシアニンを含む金時豆をすすめた。金時豆はみそ汁など汁物といっしょに摂るといい。
とくに暖かいうちは効果が高い。

そのほか、働きを高める成分としてビタミンAビタミンCビタミンEの抗酸化力のあるビタミンを推奨した。
食材としてはこれらを全部含むカボチャがいいとか。
カボチャに含まれるビタミンB1は糖の代謝にかかわるため、糖鎖を作るのにも必要だ。 –出演解説者:東医食治研究会会長・田村哲彦氏–

 当サイトのコメント

糖鎖による代替医療は注目度が高く、多くの研究が進められている。
グルコースはほとんど不足することがないので、他の糖をどうやって効果的に摂取するかが鍵となるだろう。
ちなみにマンノース、フコース、キシロースはアガリクスに含まれている。
アガリクスがガンに効くといわれるのがよく分かる気がする。
海藻類に多く含まれるフコイダンにはフコース、ガラクトース、マンノース、キシロースをはじめそれ以外にも10種類以上のカラダに有用な糖類を含む。ぜひ利用したいものだ。

コエンザイムQ10についてはイワシで摂るよりも、サプリメントで摂るほうが現実的だろう。
ただし、イワシにはDHAなどの他の有用成分もあるので、旬の時期には積極的に食したいもの。


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