「死の三角関係」メタボリック症候群を予防・改善して、突然死を防ぐ!


(おもいッきりテレビ/2005年5月18日放送)

血中脂質(中性脂肪)が標準値より少しだけ高い、また血糖値、血圧が標準値を超えている…この3つの値が標準より少しだけ悪い値となっていることで、健康 な人に比べ心筋梗塞などで突然死する、つまり脂肪危険度が31.3倍も高くなるという。
心筋梗塞だけでなく、脳梗塞、脳血管型認知症、糖尿病、乳ガン・子宮ガンなどのリスクも増加。

この3つの値が少しずつ正常値を超えている状態をメタボリック症候群と呼び、日本人の1000万人がその症候群を持っているという。

メタボリック症候群の基準は(日本肥満学会基準、2005年。初回時より改訂)
腹囲男性85cm、女性90cm以上が必須。プラス、
【血糖値】空腹時に110mg/dl以上
【血圧】上130mmHg、下85mmHg以上
【血中脂質】中性脂肪が150mg/dl以上、HDL善玉コレステロール値40mg/dl以下

これら各項目のすべてがあてはまればメタボリック症候群といえる。
また、2つ以上で要注意だ。

番組では血中脂質と血圧、血中脂質と血糖値、血糖値と血圧のそれぞれ2つの症状を改善する方法を紹介。
まず、血中脂質と血圧を同時に改善するにはウナギやアナゴ、イワシなどの青魚に含まれるDPA(ドコサペンタエン酸)がいいという。
DPAはDHAと同様のn-3系の不飽和脂肪酸で、血中脂質を下げるとともに血圧を調整。血管を修復する。
このとき薬味としてわさびを使うと、わさびに含まれるイソチオシアン酸の一種・イソチオシアネートが脂肪の排出を促進して、効果を増す。
3日に1度程度の摂取をすすめた。

血中脂質と血糖値を同時に改善するには、食品の組み合わせが重要。植物性タンパク質を含む食品、水溶性食物繊維を多く含む食品、そして植物ステロールを 含む食品をじょうずに組み合わせる。
それぞれの食品は大豆、海藻類そしてお米だ。つまり、ご飯にみそ汁、納豆、のりなどを使った典型的な日本食だ。
データとして、米の消費量と反比例するように日本人の糖尿病患者が増えていることを紹介した。
これにアーモンドなどに多く含まれ、抗酸化作用が高いビタミンEを加えると効果アップ。

さて、血糖値と血圧を同時に下げるためには、適度な運動が大切。
少ない負荷で筋肉を大きく動かすことにより、末梢血管にまで血液が行き渡り、効果が出る。
おススメは週2〜3回のストレッチウォーキング。
これは背筋とヒザを伸ばしてかかとから足を付く歩き方。
1回15分程度するとよいという。
運動を行う前にコーヒーを飲むと、コーヒーに含まれるポリフェノールにより、効率アップ。

ほか、インスリンの値が下がりはじめる午後9時の入浴もすすめた。
湯船の中で足の指を広げることにより、抹消の循環もよくなるとか。

 当サイトのコメント

厚生労働省も個々の診断値は深刻でなくても高脂血や血糖値異常などが複合して心臓病などのリスクを高めるメタボリック症候群にも着目し、警鐘をならしている。
簡単いえば、1つでも健康診断の値に基準値から離れた値があれば、注意をするということだ。
日常的に適度な運動、正しい食事、そしてサプリメントなどによる補助をして、カラダを正しい状態にキープしたいもの。


関連記事