大検証! ウーロン茶の潜在パワー


(ためしてガッテン/2005年5月18日放送)

「なんとなく」カラダにいい、リラックス効果のある、脂肪を分解してダイエット効果がある…などど思われているウーロン茶。このなんとなくを検証した。

まずは、リラックス効果。煎茶と同じように70度程度の低温で入れたのでは香りの成分がうまく出ない。
ウーロン茶は100度に近い熱湯で入れるのがポイント。
こうすれば、70度で入れたときよりも香りは約2倍程度楽しめる。
香りだけをかぐのであれば、ウーロン茶を入れた茶器は一度からにして、空の容器に残った香りの成分を楽しむのが効果的という。

ウーロン茶により油の成分が落ちるのは、ウーロン茶に含まれるカテキンの作用。
ただし、ウーロン茶のカテキンは集合体となっていて、これをウーロン茶ポリフェノールという。
しかしながら、ウーロン茶ポリフェノールは分子量が大きいため、腸管から吸収されることはなく、飲酒後の血液を調べてもウーロン茶ポリフェノールは検出されなかった。

一般のカテキンは肝臓の中で酵素とくっつくことにより、燃えやすい脂肪にするという作用がある。
対して、ウーロン茶はこの効果は期待で きない(ウーロン茶中にもお茶などとと同じカテキンも含まれているが)。

ではなぜ、ウーロン茶ポリフェノールが脂肪を付かせない効果があるといわれる か?
脂肪は腸の中で分泌された胆汁酸といっしょに吸収される。
ところがウーロン茶ポリフェノールは胆汁酸が脂肪を吸着させるのを阻害。
みずからが脂肪に吸着して、体外に排出する作用を持っている。
ただし、過大な期待はしないほうがいいとも…。

ウーロン茶を飲むことにより、血糖値が上がりにくいとの研究結果もあり、食事といっしょに摂るのが効果的だと伝えた。

 当サイトのコメント

正しい入れ方をして、リラックス効果の高いお茶として楽しみたい。

ウーロン茶ポリフェノールの脂肪排出作用にも注目。
体内に吸収されることは少ないので、食物繊維的な働きだろう。
じょうずに利用して、よぶんな脂肪を取り込まない一助としたものだ。


関連記事