気になる!毛髪トラブル最新対策


(ためしてガッテン/2005年6月15日放送)

頭髪の脱毛の種類は、円形脱毛症、老人性脱毛症と男性型脱毛症がある。
女性の頭頂部の薄毛の悩みも男性型脱毛症に分類。

番組では髪の毛が薄めの人とそうでない人にシャンプーしてもらい、抜け毛の状況を調べた。
その結果、抜ける毛の総数に変わりはないものの、薄い人はそうでない人に比べ、細くて未熟な髪の毛が2倍以上も抜けていることが分かった。

細くて弱い髪の毛は成長期の頭髪で、一般なら2年から6年にかけて成長を続ける。
しかし、薄毛の人は細いまま抜けてしまい成長することがない。
薄毛とは髪の毛の成長期が短くなり、またふつう2か月程度といわれる休止期が長くなるため起こる。
髪の毛の総数が減っているのがおもな原因ではない。

 ここまで分かった薄毛の犯人

頭髪が成長するのは頭髪の根元にある毛母細胞に髪を伸ばせとの指令が出されるため。
ところが血液中の男性ホルモン・テストステロンが生え際や頭頂部である酵素と結びついてデヒドロテストステロン(DHT)に変化することにより、髪の成長を阻害する命令を出してしまうことがある。

DHTが少ないうちは阻害指令が出ても、成長指令のほうが多いのでそれほど問題がないが、環境や体質で阻害指令が多くなると脱毛症状が出てくる。
ちなみに、DHTに変わるのは男性ホルモンの多少には関係がないといわれる。

さて、DHTが成長を止める信号を出すと、毛母細胞は髪の毛を成長させなくなるため頭皮の血量も低下。
さらに頭髪が生えにくくなるという スパイラルを生み出すのだ。

もう1つの要因が、頭皮の皮脂量の多さ。
薄毛の人は一般の人より皮脂量が3割程度多いといわれ、皮脂による炎症で生えようとする髪の毛が抜けてしまう。

 数ある育毛剤だが…

育毛剤には医薬品と医薬部外品があるが、その差はほとんどないといってよく、若干医薬品のほうが効果が高いくらいだ。

最近の育毛剤は以前のような血流増加対策のものではなく、ミノキシジルのように発毛促進を狙ったものが多く、それなりの効果が出るものが多い。ただ、効果が出るまで3か月程度かかり、できれ ば半年ほど使い続けてみたいという。
また、飲む毛はえ薬としてフィナステライドを使ったプロペシアなども販売されている。

 薄毛の予防にはシャンプーが効果的

頭皮の皮脂をしっかり落とすことにより、薄毛予防の第一歩となる。
シャンプーするときは頭皮を傷めないように爪を立てないのが原則。
指を少し曲げて指の腹で下の生え際から毛の流れに逆らうように縦方向に少しずつ洗うと汚れがよく落ちる。
髪の毛は流れに逆らう方向に耐える力が強いので、逆方向に洗うと抜けるのではと神経質になることはない。
皮脂を残したまま育毛剤を付けるのは効果が少ない。

 当サイトのコメント

プロペシアの成分であるフィナステライドは前立腺肥大の治療などに使われてきたが、その副作用として発毛効果が認められたため、薄毛の治療作としてアメリカで発売されたもの。
個人輸入する場合、プロペシアにはアメリカ製、オーストラリア製など各種あるが1か月で1万円程度だ。
1錠にフィナステライド1mgが含まれている。
前立腺肥大治療薬のフィナステライドなどの薬品(フィンカーなどの名称もある) には5mg含まれているので、薬剤カッターなどで分割して服用すると経済的だともいう。裏技的な利用法だ。
DHTを直接阻害するので発毛効果は高いといわれるが、性欲減退などの副作用も認められているので注意が必要だ。

DHTにはI型とII型がありプロペシアが阻害できるのはI型のみ。
作用は若干穏やかになるがI型とII型の両方に効果があり副作用の少ないノコギリヤシの利用もオススメしたい。


関連記事